照明・電気関係

かってにスイッチを設置するオススメの場所について【一条工務店】

スイッチを押すことなく、自動で照明がつくのはとても便利です。家を新築するにあたり多くの方がかってにスイッチを採用すると思います。

この記事では、実際にかってにスイッチを多く採用した家で生活して実感した、オススメする設置場所と、逆にオススメしない設置場所を理由と共にあげていきます。

かってにスイッチを簡潔に説明すると、熱線センサーにより「検知範囲に入った人や動物の温度・動きに反応して照明がつく」というものです。温度のないもの動きのないものには反応しません。

かってにスイッチの詳しい仕様は、製造元サイト(Panasonicかってにスイッチ住宅用)を参考にしていただき、この記事では割愛します。

かってにスイッチを設置するオススメの場所について

  1. 玄関・ポーチ
  2. トイレ
  3. 洗面所
  4. ウォークインクローゼット
  5. 廊下・階段

基本的に長い時間過ごさない場所が、かってにスイッチをオススメする場所となります。「スイッチを押す」という少しの行動ですが、行わなくてすむと生活がスムーズに行えて快適になります。

玄関・ポーチ

買い物などしてきた時や子供を連れている時など、手のふさがった状態で自動で照明がつくのはとても便利です。また暗いところではスイッチを探すのも大変ですし、押す手間をはぶくことができます。

特別な理由がないかぎり室内の玄関と屋外のポーチは、全てかってにスイッチにするのをオススメします。

 

トイレ

トイレは毎日の生活で家族が何回も使用する場所です。「スイッチを押す」という行動をはぶくことで快適に過ごすことができます。いますぐにでもトイレに座りたい危機的な状況にも、スイッチを押す手間がないのは良いです。

何回も使用しますから、電気を消し忘れてしまうことが多いのもトイレです。かってにスイッチにすることで消し忘れがなくなります。

「子供の教育上のことを考えスイッチを手動にした方が、他の家に行ったりした際に消し忘れずにいいんじゃないか」という意見をみたことがあります。

ですが自宅の中に手動でスイッチを付ける部屋(例えばリビングなど)があれば、子供はちゃんと適応し、スイッチを探し自分で押すことができるようになります。なので良いのではないでしょうか。

 

洗面所

洗面所もトイレと考え方は同じで、スイッチを押すひと手間がなくなるのが快適です。

ただし”洗面所兼脱衣所”の場合には注意が必要です。かってにスイッチにした場合、お風呂に入っている間に、洗面所=脱衣所の照明が消えてしまうんですね。

お風呂に入っている時に浴室のドアの外が暗いと、なんだか怖い空間になるんです。

温泉などでも脱衣所の照明はつきっぱなしですよね。あれが消えているのを想像してみてください。

お風呂からあがれば照明がまたつくとはいえ、やはり脱衣所は照明がつきっぱなしの方が落ち着くと思いませんか。気にならない方は脱衣所もかってにスイッチにして問題なしです。

 

ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットは日々の使い方によって、かってにスイッチにするか否か検討することをオススメします。

毎日の生活の中で出かける時、身支度で衣類やカバンなどの持ち物を出すために短時間クローゼットに入るならば、点けたり消したりのわずらわしさが多いですから、かってにスイッチにした方がいいでしょう。

逆に倉庫のような使い方をするならば、整理整頓をしたりと作業をする時間が長くなりますから、手動のスイッチをオススメします。

 

廊下・階段

夜間トイレに行く時や、寝るために寝室に行く時など、照明を付けながら歩くのはわずらわしいものです。

「目的の場所に行くために歩くと、先読みしたように前方の照明がついていく」というようなかってにスイッチの配置をすると、とても快適に過ごせます。

併せて「ほんのり点灯」という、決めた時間になると自動で調光して、弱い光にする機能がついたかってにスイッチがあります。夜間にトイレに行く時など、照明がついて眩しくて目が覚めてしまうということがなくなりさらに快適です。

ほんのり点灯機能が付いたかってにスイッチ。
夜22時から朝の6時までほんのり点灯になるように設定しています。

わたしのうちでは廊下・トイレ・洗面所など、かってにスイッチにほぼ全てほんのり点灯を採用しています。ほんのりと光がつき眩しくならないのでオススメです。

かってにスイッチを設置する位置に関しての記事もありますので、よければ参照してみてください。

かってにスイッチ 失敗しない具体的な設置位置について【一条工務店】近づくだけで照明が自動でつく「かってにスイッチ」はとても便利です。 ですが、センサーを適切な位置に設置しないと「ついてほしい時に、...

 

逆にかってにスイッチをオススメしない場所

居室全般

リビング、ダイニング、キッチン、寝室や子供部屋などです。

ここをかってにスイッチにする方は、ほぼいないとは思いますが、やはりオススメしません。かってにスイッチは人や動物が動かずじっとしていると照明が消えてしまうためです。

長い時間を過ごす場所は手動のスイッチにすることをオススメします。

 

脱衣所

もう一つオススメしない場所は、浴室に隣接された脱衣所です。

オススメする場所でもあげましたが、お風呂に入っているとかってにスイッチにより洗面所兼脱衣所の照明が消えます。お風呂に入っていると脱衣所が暗くなり、なんだか怖い空間になるんです。気になるかならないかは個人差があるとは思うのですが。

浴室の中から見て脱衣所が明るい。安心。
脱衣所が暗いとなんだか不気味になりませんか?

 

以上、かってにスイッチをオススメする場所しない場所をあげました。みなさんの参考になれば幸いです!

家の間取りを考えているかたへ

いまの間取りで家を建てたら、本当に生活しやすいでしょうか?

その土地で可能な間取りはいくつもあり、色々な可能性があります。

家づくりでは、特に間取り決めは大変かもしれません。しかし間取りだけは家が建った後では変えられません。

「あの時もっと検討しておけばよかった…」と、ずっと後悔してしまうかもしれません。

ねこさん
ねこさん
でももう、色々考えて疲れた…。早くきれいな家に住みたいから、もう今の間取りでいいよ。

いぬ君
いぬ君
すごく高い買い物だよ。
今の数ヶ月、少しがんばるだけで、これからさき何十年も後悔がない家に住めると思えば。
大変だけど…せっかくの注文住宅だし、もう少し考えてみよう。

一人の設計士さんだけにまかせず、他の可能性も検討してみませんか?

自分達では考えつかなかった間取りが、まだあるかもしれません。

わたしは実際、限られた土地の中で自分達の理想の間取りを作るのに本当に悩みました。

担当の設計士さんと考える以外にも、ネット上の情報を見たりもしましたが、なかなかうまくいかず、どんどん時間だけが過ぎ、とてもたいへんな思いをしました。

 

自分達だけで悩まず、無料でできる間取り作成サービスをもっと早くしておけばよかった…と後悔しました。

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