子供の転落を防ぐ窓の高さについて【一条工務店】
毎年のように子供が高所から転落してしまう痛ましい事故が発生しています。事故が起きない家づくりをしたいものです。
転落が発生してしまう場所は主に窓とベランダです。その中でも窓が大きな割合をしめています。
子供は本当に予想外な行動をとります。「こんなところには登れないだろう」「この窓は開けられないだろう」と大人が考えていても、すごい好奇心と行動力でやってしまうのです。
結果痛ましい事故につながってしまいます。
わたしのうちにも小さな子供がいますが、色々なところに登ったり、開けられるものは開けたりと本当に危なっかしいです。
ですから家を建てる前、打ち合わせの段階から子供の転落を防止する窓の高さを考慮するのをオススメします。
子供の転落を防ぐ窓の高さについて
結論からいうと、2階の窓の高さ設定は「床上1200mm以上」にすることをオススメします。
これは、事故の多い子供の身長と一条工務店の窓の大きさを考慮しての高さ設定となります。

1歳から5歳ころまでが転落事故が多い年齢のようです。この年齢の子供の身長なら、120cm以上あることで、登ったり開けたりするのが困難な窓の高さになります。
窓の高さは、打ち合わせの段階で何も指定しないと、低めに設定されていることがあるため注意です。必ず窓の高さを図面上で確認してください。
以下は図面上での窓の高さの表記例です。


アイ・スマートとグラン・セゾンでは、指定しない場合の窓の高さが少し違います。+782や+1238は、アイ・スマートに多い窓の高さです。グラン・セゾンでは+859や+1276が近い高さとなります。参考までに。
実際の高さの画像は以下です。


実際のわたしのうちの子供の行動を参考に。
2歳~3歳ほどの子でも、低めの窓だと低い足場があれば余裕で登れてしまいます。逆に1200mm以上ある窓には、4歳~5歳ほどの子供でも登れません。上の画像のように高めのベッドがあったとしても窓枠には足が届きません。
6歳を超えるころには窓のハンドルに手が届くようになるものの、危険なことを理解できる年齢になっています。
打ち合わせの段階で、窓の高さというものは想像しずらいものです。ですから窓の低さに気が付かず、そのまま家が建ってしまった際に「いやこの窓低すぎでしょ」「こんな窓だと思わなかった」という後悔につながってしまいます。
図面上の窓の高さはよーく確認してください。
転落を防止する窓の仕組みについて
窓の種類として引き違い窓と開き窓がありますが、どちらの窓にもハンドルにロック機能が付いています。


またハンドルのロック以外にも、窓が全開しないようにする以下のような仕組みもあります。


開き窓はその構造から、小さな子供が開けようとすると、ハンドルを持ったまま体ごと外に持っていかれそうになり危険です。
わたしのうちでは二階にある全ての開き窓に、この金具のロックを付けており全開できないようにしています。逆に1階の開き窓には付けていません。
二階の開き窓には、このはずせない金具のロックを付けることをオススメします。
以上のように、窓には転落を防止するためのロックや仕組みが付いています。
ハンドルを動かさないためのロックは、動かし方を知ってしまえば子供でも操作できる簡単なものです。ですからこのロックがあるから大丈夫だろうと過信するのは危険です。子供は2~3歳でも驚くほど色々なものを動かすことができます。
ですからロック機能だけで子供の安全を守るのではなく、手が届かない窓の高さにすることが根本的な安全につながりますからオススメです。
また最近は「開き窓 開錠防止カバー」というものができたみたいです。わたしが建てている時にはありませんでした。
開き窓のハンドルロック部分にはめこむことで、操作を防ぐことができる品物です。


一条工務店公式アプリのオンラインストアで「0円税込み」で売っています。

0円税込み・・・つまり無料です。複数個頼むこともできます。送料も一条工務店が負担してくれます。子供の安全のためのものなので無料なのでしょうか。すごいぞ一条工務店。
この部品は今から建てる家ならば、打ち合わせの段階で依頼すれば最初から付けてもらえそうですね。
開き窓に付けるもので、引き違い窓には付けられないので注意です。
まとめ 子供の転落を防ぐ窓のポイントは2つ
①窓のロック機能を過信しない。
子供は小さな子でも驚くほど色々なものを触り学習して動かせるようになります。ハンドルについているロックは、小さな子供でも簡単に動かせるような作りになっていますので、信用しすぎないようにしましょう。
またハンドルロックは、大人が開閉したあとのロックし忘れもよくありますから、気を付けてください。
②子供が手の届かない窓の高さにする。
窓の高さを1200mm以上にすることで、小さな子供は手が届かなくなり操作することが難しくなりますから、転落を防止するための根本的な解決策となります。
打ち合わせの段階で、図面上の窓の高さを確認することをオススメします。自分が想定していない窓の高さに設定されているかもしれません。実際に建ったあとでは取り返しのつかない後悔につながりますから注意してください。
以上、みなさんの参考になれば幸いです!
