トイレは広すぎなくていい。
その分ほかの部屋を広くしたい。
でも狭すぎるのも嫌だな。狭く感じるトイレってどのくらいの広さだろう?
限られた間取りの中で、広いトイレは必要ないと考える方は多いのではないでしょうか。
でも狭すぎて不便なトイレは嫌ですよね。
実際に生活しての実体験を元に、狭く感じるトイレの広さをあげていきます。
狭いトイレの広さとは
結論からいうと、0.75帖のトイレは狭く感じます。
トイレは1帖にした方が後悔につながりません。
0.75帖(じょう)とは図面上では以下のような1.5マスの広さです。
1帖は2マスです。
0.75帖=1.5マスのトイレの足元はこのくらい空いています。
白い床面がトイレです。
便座から立つときに頭がぶつかるほどには、狭くありません。(180cmを越えるような長身のかたは別にして)
便座に座っての目の前の扉との距離間はこんなかんじです。
体を前のめりにしなくても、手が扉の取っ手に届くくらいの距離感です。
1帖=2マスのトイレはこのくらいです。
0.5マスの違いで目の前の扉なり壁との近さの感覚がだいぶ違います。
0.5マス分の差で狭く感じることがなくなります。
狭くても問題ないトイレとは
使用頻度の低いトイレは0.75帖でも十分でしょう。
多くのかたが各階にトイレがある間取りを考えていると思います。
1階のトイレ(リビングのある階のトイレ)は1帖にした方が、やはりあとあと後悔しないです。
使用頻度の高いトイレは1帖にした方が無難です。
せっかくの戸建て新築ですから、トイレが狭すぎるのは満足度が下がってしまいます。
来客があり、他者が使う機会があるトイレもリビングのある階のトイレでしょうからね。
それでも間取り上で可能ならば、やはりトイレは1帖がおすすめです。
逆に広いトイレはどうなのか
わがやの2階のトイレは2.25マスという中途半端に広いトイレです。
座った時に目の前に扉がきて近いのですが、横幅が広いので狭くはかんじません。
逆に横幅が広いとなんだか落ち着きません。
やはりトイレは2マス=1帖が無難だと思います。
以上、参考にしてみてください。
家の間取りを考えているかたへ
いまの間取りで家を建てたら、本当に生活しやすいでしょうか?
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